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AUDI B9 A5 前後スピーカー交換

2020年10月27日, Author: Applause

 

AUDI A5 B9 の前後スピーカー交換作業をさせていただきました!

まずは作業前のフロントドアの状態です。

AUDI はいつもそうですが純正スピーカーは大きめの口径のスピーカーがついています。

インナーバッフルはこの後の写真でお見せしますが、偏芯させてドア内張のスピーカー前の開口部と位置が合うように作ります。純正スピーカーもそうですが、このようにスピーカーを交換する際もこの作業をしないとスピーカーの前方にドア内張が被ってしまいなんとも抜けの悪い状態となってしまいます。AUDI 系はこの作業は必須になります。

インナーバッフルは防水塗装をした後にアルミテープで更に防水対策をします。ツルツルした素材のアルミテープなので音の抜けもそこまで悪くはなりません。

スピーカーは morel Tempo Ultra をお選びいただきました。デッドニングも施工させていただいての取付となります。ドアの内張を元に戻すとこのような状態になります。

おわかりでしょうか。インナーバッフルを偏芯させていますのでドア内張のスピーカーグリルの開口部に合った位置にスピーカーがきています。純正の位置のままセンターをだしたインナーバッフルにしてしまうとスピーカーの位置がもっと上になってしまい開口していない部分のドア内張と被ってしまい音を濁す要因となってしまいます。

また、スピーカーの周りの空間も隙間が無いよう埋めていますので、スピーカーによって動かされたスピーカー前面の空気がスピーカーとドア内張の間からドア内へ侵入してしまうことを防いでより良い音質で聴いていただける状態となっています。音がドア内に侵入してしまうことはとても音を濁す要因になりますので、最も防ぎたい部分です。

ドア内張を戻して完成です、見た目は純正のままです。

純正スピーカーはツィーターも取付方法に問題があります。純正の状態がこちらになります。

ダッシュボード両脇のメッシュグリルの中のやや深めの位置に純正ツィーターが取付られています。これではこの洞窟のようなスペースの中で音が反響して音が濁ってしまいます。

まず先ほどの空洞部分は吸音材をグイグイ入れて音の回り込みを防ぐ状態にします。morel ツィーターはステーを制作してメッシュグリル側に装着します。こうすることでツィーターの音がダイレクトにでますので余計な回り込みや濁りを軽減することができます。

見た目は純正のままですが、音質は別物です。

この型は前モデルまではトランク内にあった純正アンプが無くなってしまっておりましたので、是非次回はアンプを付けていただきたいです!デッキ裏の配線をパッシブに接続します。接続部分は収縮チューブで仕上げています

リアスピーカーも交換させていただきました。まずは純正の状態です

リアスピーカーもドア内張の開口部に合うようにインナーバッフルを制作します。

リアもデッドニングをして交換させていただきました。

リアスピーカーは morel Tenpo Ultra Integra 602 というフロントスピーカーと同じシリーズのコアキシャルタイプをお選びいただきました。ドア内張を戻すとこの状態になります。

しっかりセンターを出して取付できています。フロント同様にスピーカーとドア内張の隙間を埋めていますので、厄介なドア内への音の回り込みも少なくスピーカーの持つポテンシャルをより発揮できる取り付けとなっています。

リアもバッチリ交換完了です。前後とも見た目は純正のままですが音質はしっかり良くなっています!

是非次回はアンプのご導入をご検討ください。

ありがとうございました!

本日の一曲

The Spinners / I’ll Be Around

 

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