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Blog, 純正の見た目のままインストール

AUDI B9 A5 スピーカー交換 プロセッサー アンプ取付

2021年4月12日, Author: Applause

 

AUDI B9 A5 のスピーカー交換、インナーバッフル製作、サブウーファー用アンプ取付、アンプ内蔵型プロセッサーの取付作業をさせていただきました!!

既に他店様である程度施工済みのお車ですが色々あってほぼ総入れ替えさせていただきました。当店でご満足いただけなかったらきっとこちらのオーナーはもうカーオーディオのカスタムはされないだろうと思っておりましたので責任を持って施工させていただきました。

今回取付させていただくユニット達は注目モデルばかりでした。

まずはシステムの核となるプロセッサーは今後主流になること間違い無しの消費電力少なめのアンプ内蔵型プロセッサーです。

バスーーーン!!! JL AUDIO JL-VX400/4i というモデルになります。これがですねもう本当最高なんです。個人的に最も好きなアンプ内蔵型プロセッサーです。実は最初にこのプロセッサーを知った時は正直に言って JL AUDIO のプロセッサーってイメージ悪かったんです。ただの食わず嫌いです。知りもしないのにメーカーのイメージだけで決めつけていました。しかししかし、実際にメーカーのデモカーを聴かせてもらったらもうドハマりです。とにかく楽しいんです。パワーもあって、歯切れも良く、スピード感も良い、パンチもあってとにかく楽しい、なによりパソコンに繋いで調整するソフトウェアが素晴らしいんです。(こちらとしてはかなり重要です)アンプ内蔵型のプロセッサーはデジタルアンプになるのですが、デジタルアンプの良さやメリットを限りなく発揮しています。アンプ内蔵型のプロセッサーでパワーを感じたのも初めてです。コントローラーも小型で使い勝手も良く良い感じです。

デメリットは、クラシックやJAZZ のような原音と生音が必要な曲は全然ダメなところです。楽器の生々しい音やオーケストラの衣擦れの音まで楽しみたいという方には適しません。それと価格が他メーカーのライバル機に比べて高いところです。

反対に、イマドキの電子楽器系の曲やPOPS、ROCK とかはかなり楽しいですよ!!

とにかく楽しい音です。もうたまんないんです。調整していて車から降りたくないんです。

JL AUDIO なのでもちのロン アメリカメーカーなのですがアメリカのブランドにしてはプロセッサー本体の作りのクォリティも良く (アメリカのメーカーって作りが雑なことが多いです) ケーブルを接続する端子類に関してはドイツ製品よりもクォリティが高いと思いました。少し感動を覚える程でした。やっぱりイメージだけで判断してはいけませんね

設置はトランクルームに固定用ボードを製作し生地で仕上げて固定いたしました。非常に小型なので省スペースで取付できる点も優秀です。その小型からは想像できないほどパワーとパンチのあるサウンドを奏でます。本当にめちゃめちゃ良いですよ!!

既に他店さんで他メーカーのアンプ内蔵型のプロセッサーを取付済みでしたので本当ならトランク内トリムを脱着しなくても作業は完了できるのですが気になってしまったので結構バラして諸々作業し直しを手直ししながら施工させていただきました。ケーブルの結合部は収縮チューブで処理しています。

スピーカーも交換させていただき、スピーカーのセンターが出るようにインナーバッフルも作り直しさせていただきました。当初はインナーバッフルの作り直しだけで済む予定だったのですが、、、あれよあれよとこちらの策略にハマっていただきました!!

スピーカーはピカピカの発売したばかりのニューモデル、GROUND ZERO GZUC 165.2SQ です。これがまたとても良いです、10万円前後のスピーカーの中ではダントツに良いです。かなり良いです。メーカーは定価の設定に失敗しているとさえ思います。前モデルは6万円前後だったのですが新モデルは内容が充実して価格も上がってしまいましたが、これは間違いないです。組み合わせるアンプの特徴もしっかり反映してくれる優秀機です。ツィーターは純正位置に取付させていただきました。

アルミのコーンで音は早いしレスポンスも良く、音の深みは定価から考えたら申し分なしです。センターキャップが大きめなことから低域よりのドライバーということもわかります。

既に取付てあった GROUND ZERO のサブウーファーはあまりパワーの無いアンプ内蔵プロセッサーの内蔵アンプで駆動されていたので流石にそれでは鳴らないということでサブウーファー用のモノラルアンプもご購入いただきました。モデルは GROUND ZERO GZHA MINI ONE になります。トランクルームの蓋の中にボードを製作して取付させていただきました。サブウーファーはあ元より低域側のパートを担当するウーファーはボイスコイルにパワーを駆けて鳴らしてあげないとしっかり鳴らなくて性能を発揮できていない状態になってしまいます。是非サブウーファーにも外部アンプを付けてあげてください。サブウーファーのパフォーマンスが向上します。それにより音の土台、基礎である低域側がしっかりすることで中高域の音まで良くなります。

パソコンで専用ソフトにてサウンドセッティングをして施工完了になります。このソフトもかなり使いやすいんです。こういうものはドイツ製が一番と思っていましたが、ソフトウェアだけでいったらこの JL AUDIO が今のところ1番です。プロセッサーって、ほとんどの場合ハード側は自社で製作してソフトウェアは外注になるメーカーが多いのですが JL AUDIO は全て内製化し自社開発だそうです。そうなるとマッチングもバッチリですしバグも少ないです。

 

この JL AUDIO のアンプ内蔵プロセッサーですが個人的には今最もおススメのユニットです。しかしHi-Fi志向の方には合わない音です。特にクラシックやジャズを良く聴かれる方にはおススメできません。その場合は HELIX P-SIX DSP がおススメです。Hi-Fi 志向でありながら楽しく跳ねるような音が好みの方は ARCAUDIO のプロセッサーがおススメです。

クラシックやジャズはあまり聴かないという方で今お使いのプロセッサーが5万~8万円くらいで、アンプも5万~8万くらいという方は是非このn JL AUDIO のアンプ内蔵型プロセッサーに交換してみてください。かなり良くなるはずです。Hi-Fi志向からは少しずれますが楽しい音をご提供できます。

この JL AUDIO のアンプ内蔵型プロセッサーですが鳴らしたいスピーカーの数によってモデルが異なります。

・フロントのツィーター左右とドアスピーカー左右の計4つの場合 JL-VX400/4i

・フロントのツィーター左右とドアスピーカー左右とリアスピーカー左右の場合 JL-VX600/6i

・メルセデスやBMW の様に純正の状態でフロント3Way になっていてそもそもフロントスピーカーが6個ある場合 JL-VX600/6i

・フロント、リア、センター、サブウーファーなど合計で8のスピーカーを鳴らしたい場合 JL-VX800/8i

ちなみにこの JL AUDIO のVXシリーズは世界的なアーティスト ジャスティンビーバーも愛車の ROLLS ROYCE にも使用していることで有名です。

 

オーナー様ありがとうございました。当面はサウンドセッティングの調整でお願いいたします。

本日の一曲

東京事変 / キラーチューン

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