世の中が大変な状態となってしまっていますが、決してウィルスに屈することなく乗り越えましょう!!
外出自粛や店舗の臨時店休など、ましては本日は雪も振ってましたのでもうなんだかという状況でございます。当店も本日は時短営業で営業を終了させていただき自宅から投稿させていただいております。
今はとにかく他の人との距離を置けという状況ですので、まさに車内という究極なパーソナルな空間の活躍の時ではないでしょうか。そして車内の設備で最も楽しめるオーディオはまさに今適した設備ではないでしょうか。
本日ご紹介させていただきますのは、Bluetoothでも従来のイメージを覆し高音質な音質を充電しながら車内で楽しめるシステムでございます。
オラソニックというメーカーの NA-BTR1 というモジュールを取り付けさせていただきました。家庭用のBluetoothレシーバーになります。サイズも下記の通りコンパクトです。
この BTR1 はただのBluetoothレシーバーにあらずハイレゾもBluetoothで送り出しができるんです。高音質コーデックの LDAC などにも対応しております。LDAC というのはソニーが開発したハイレゾ音源をBluetoothでも伝送可能な音声圧縮技術です。というメーカーの文言はさておき最大の効果は DSD フォーマット以外は低い周波数、低いビットレートにダウンコンバートされずに従来の最大3倍のデータ量を転送可能となった点です。このBTR1 の次に接続される機器は多くの場合デジタルプロセッサーなどのDSP になると思いますが、BTR1からの出力端子は、OPTICAL デジタル光出力、COAXIAL デジタル同軸出力、アナログRCA出力が装備されており、デジタル出力ではBluetoothからのデジタルデータをそのまま出力、アナログRCA出力は384kHz/32bit 対応のD/A コンバータでアナログ変換されて出力されます。スマホやDAP との接続はBTR1本体にかざすだけでペアリング可能となります。
唯一ネックとなるのが電源部分です。家庭用の機器ですので AC100V の 5V 駆動となっておりますで DC12V の車内ではそのまま使うことができません。AC100V → DC12V 変換をし、DC12V → DC5V 変換をする必要があります。変換で必要となる基盤の選定などで音質のクォリティが非常に左右します。
その使い勝手は控えめに言っても最高です。Bluetoothのデメリットでもある音質の悪さはもはや過去の物です。もちろん有線にてケーブルで接続した方が音質は良いですが、Bluetooth無線接続なので機種によっては今まで充電しながらは聴くことができなかったのが、充電しながら聴くことができるようになる点です。これは相当のメリットです。
ハイレゾもハイレゾでない音源でもストーリーミングのデータでも欧州車の純正ナビの音質と比較できないほど高音質です。定額制サブスクストーリーミング時代に適したシステムかと思います。
例えば既にDSP デジタルプロセッサーを取り付けている場合はそのままシステムの追加が可能になります。使い勝手も無線の割に音質も文句ない作業です。騙されたと思って是非ご導入ください。
本日の一曲
Black Eyes / Bradley Cooper