お世話になっているお客様が Jeep Compass にお乗り換えされたのでオーディオ載せ替え作業やLED交換、フットランプ製作、レーダー取付などなど施工させていただきました!
それにしてもですね、いくら初めて施工する車とはいえ私の見積もりが甘すぎました、、、めっちゃ大変でした。オーナー様も職人なので快くご理解いただき納期を延びに延ばしていただけたのでなんとか完成できましたが、、、もう本当に大変でした。アメ車っていうよりフィアットを触ってる感覚でした。実際に内部のパーツは結構フィアット製でした。
こちらの compass はオプションの Beats soundsystem 付車でして結果から申し上げますとそれが功をなした点もあれば、最大の難所でもありました。
フロントスピーカーは新しく BLAM を買っていただきました。MDF スターウッドでインナーバッフルを製作しドアトリムとの隙間がほとんど無い状態でのインナー取付をさせていただきました。スピーカーによって動かされた空気がドア内に向かって進んでしまうことが最も音を悪くしてしまいますので、インナー取付の場合は如何にドアトリムとの隙間を無くすかが大切になります。
この写真をよく見ていただくとわかると思うのですが、スピーカーのシルバーのフェイズプラグがほとんどドアトリムのスピーカーグリルに干渉している程近くなっています。ここの距離を潰すのって結構大切で音質にダイレクトに現れます。
デッドニングも施工させていただきました。
BlAM のツィーターはアタッチメントを製作して純正位置に取付させていただきました。こちらも音の回り込みを防ぐためにスピーカーグリルとの隙間を埋めてあります。
変則的な取付ですが、リアドアのスピーカーは前のお車で使用していただいていた ARCAUDIO ARC6.2 を取付させていただきました。
こちらもスピーカーのフェイスプラグがうっすらグリルから見えていますが、ドアトリムとの隙間を無くしデッドニングをして取付させていただきました。
純正のサブウーファーとセンタースピーカーはおいしい部分だけを限定的に使用する形でそのまま使わせていただきました。デッドニングなど施工しています。
アンプ内蔵型デジタルプロセッサーは前のお車でも使用していただいていた MATCH PP-86DSP をそのまま使用させていただきました。当店で得意としている、端子ごと打ち換えてカプラーの根元から新しいスピーカーケーブルに交換し、基板からスピーカーまで本当の意味でダイレクトに接点が1つしかない状態での接続となっています。地味な作業なのですが精神衛生上とても気持ちよく音質にも反映される大切な作業です。
設置場所はトランク内にさせていただきました。
これにて純正の音質とは比較できない高音質に変貌をとげました。使い勝手は純正ナビが1番と思っていますので純正ナビをメインとしたシステム構成となっております。
レーダーの取付にも相当こだわっています。レーダーを取付ると高い確率でレーダーの配線が丸見えになってしまい、純正の持つ完成されたインテリア感を著しく崩してしまいます。私はそれが非常に嫌いです。美しくないからです。今回もエアコンルーバーを分解してレーダーの配線をうまく引き込んで隠すことで美しいレーダーの設置ができました。コンパスのレーダー取付位置と方法はこの状態が最も良いと思います。
Jeep compass には元々フットランプはありませんが、今回はオーナー様のこだわりで3000K の LED を使用しACC回路連動でフットランプも製作させていただきました。
LED は 3000K の暖色でなるべく暗いタイプという相当に難しいオーダーでしたので、2チップのLED タイプを使用いたしましたが、それでも少し明るすぎるということですので後日カバーを装着させもう少し暗くさせていただきます。
室内等もすべてフットランプと同じ3000k の LED に交換させていただきました。
結構ガッツリな内容で作業させていただきました。宿題もできてしまいました。年明けにコーティング作業もご用命いただいておりますので引き続き作業の方させていただきます。
ありがとうございました!
本日の一曲
KLOUD / CODA