Blog

Blog, Wheel

拘りのホイールコーティングです

2020年3月9日, Author: ApplauseAudio

前回のブログでオーディオ施工をさせていただきました、BMW F12 M6 cabriolet 用にオーダーいただいておりました、HRE Wheel 1ピース モノブロックシリーズの P200 が入荷いたしました!!

フィニッシュは、新しい仕様で Stone with Brushed Face という、定番のブラッシュドと新たに定番となるであろうストーンを混ぜた新しい仕上げになります。

どのようになっているかといいますと、表面のフェイス部分はブラッシュドとなっており、サイドウィンドウからインナー方向全てがストーンとなっております。

ホイールはシルバーがいいけど、塗装のシルバーは嫌となるとブラッシュドしか選択肢がありませんでしたが、ブラッシュドはド定番で大勢の方と被ってしまいますよね、そこでHRE ANRKY はストーン(アナーキーで言うとタンブルブラッシュド) というフィニッシュが発表されて間もないですが新たな定番となりつつあります。今回の Stone with brushed face はそんな新旧の定番、ハズレなしのフィニッシュを融合させた仕様ですから間違いありません。普遍的なかっこよさの中に安定と新しい雰囲気が漂っております。

そんな美しいフィニッシュをより美しくするためにホイールコーティングの施工をさせていただきます。入荷し検品を終えた後にしっかりと洗浄し水気を切ります。脱脂とクリーニングを徹底的に行い下地処理を抜かりなく行います。

もちろん裏側にもコーティングを掛けます。結構コーティングのノリ次第でブレーキダストの落ちやすさが変わってくるんですよ~

コーティングをムラがでないように塗り込んでいきます。

細かくホイールの形状を追従しながら塗り込みます。

ファイバータオルでコーティングを伸ばしつつ仕上げます。この後コーティング剤が硬化するまで待ちます。おおよそ触っても大丈夫な状態になるまで約2時間くらいです。いつも翌日や翌々日まで寝かして、再度コーティングを重ねて施工します。そうやってコーティングしては硬化させてを繰り返すことでしっかりとしたコーティングの層が形成されて美しいホイールの表情が完成されます。

毎朝、出勤してホイールの状態をチェックするのですが、植物を育てている感覚に似ています。もちろん時間帯による光の差し込み方などで見え方が変わりますが、基本的にしっかりとしたコーティングの層が形成されていると、それがしっかり表れていることが視覚でわかります。

装着される日を想像しながら、丁寧に思慮深くコーティングを行っております。こういった熟成が見て取れる作業は作業者としても精神衛生上とても気持ちの良い作業です。

 

本日の一曲

Electric Youth / ARAWA

Top