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Blog, 純正の見た目のままインストール

PASSAT スピーカー交換 デッドニング バイアンプ

2020年8月7日, Author: Applause

 

B8.5 PASSAT Alltrack TDI という珍しい1台のオーディオ作業をさせていただきました。

 

作業内容はスピーカー交換、デッドニング、バイアンプ接続でのスピーカーケーブル交換になります。

早速ドアパネルを外した状態になります。

効率よく作業を進めるために時間のかかるインナーバッフルから製作していきます。

インナーバッフルはドアパネルに固定します。なので水に濡れることもあります。そもそも木なので水に濡れると腐っていっていずれ朽ちてしまい、その意味も機能も果たせなくなってしまいます。その為下地の段階でなるべく沢山の下地の塗料を吸い込ませます。よく染み込ませて下地塗料が吸えなくなって滴るくらいまで塗装します。その下地をつるつるになるように細かい目のヤスリで整えて仕上げの防水塗料で塗装します。こうすることで限界近くまで塗料という水分を吸収してしまっているので、新たに水分を吸収できない状態になり水に濡れても大丈夫な状態になります。

インナーバッフルを乾かしている間に作業を進めます。今回もスピーカーケーブルの交換を同時に作業させていただきました。こうすることで純正デッキのコネクターのほぼ根元の部分からスピーカーまでオーディオ用のケーブルでダイレクトに接続している状態になります。純正の配線はオーディオ用ではなくあくまで電気が流れるだけの電線ですのでサウンドクォリティは歴然です。フロントスピーカー用の出力でフロントスピーカーを、リアスピーカー用の出力でフロントツィーターを鳴らすバイアンプという方法での接続をし、通常の取付方法の2倍のパワーでしっかりスピーカーを駆動させます。

スピーカーは当店では大人気、不動の定番スピーカー morel maximus 602 になります。このスピーカーを取付させていただくことが多いのですがその理由は、このスピーカーの能率が高いことにあります。能率が高いということは少ないパワーでもしっかり駆動できることを表します。純正ナビヘッドのアンプ段は質が悪くパワーも弱いですから、良いスピーカーをつけても鳴らしきるだけのパワーがありません。しかしこの maximus 602 はそういう時こそ本領を発揮してくれる秀逸なスピーカーです。より高音質になるようにデッドニングの施工も欠かせません。

ツィーターは純正位置に取り付けてあります。施工後も純正の見た目は変わりません。ですが出てくる音はハッキリと変わります。

良い音で音楽を聴けるということは、楽しいです。ただ単純に楽しくする為にお金をかけていただくのです。お金がかかるから趣味は楽しいのだと思います。

この度はありがとうございました。是非お仕事用のお車の作業もご用命ください!

本日の一曲

Spring rain / silvetti

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