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Blog, オーディオ, 純正の見た目のままインストール

Porsche 993 スピーカー交換

2020年8月18日, Author: Applause

 

施工させていただくことが多く、当店でも特異な車種の1台な PORSCHE 993 のオーディオ作業をさせていただきました。入庫前の状態は音が割れてボリュームが上げられないということでございましたが、ほとんどのオーナー様が同じ悩みを抱えておられます。正直、車を点検しなくても十中八九原因はわかっております。

その原因はズバリ純正スピーカーのエッジが朽ち果てて、まともにスピーカーとしての機能を果たせなくなっているからです。もう993でこの状態はお約束です。お陰様で沢山の施工実績がある 993 ですのである程度は」手に取るように状態を把握できております。

デッドニングも施工させていただきますが、993 に対する当店のデッドニングの考え方は音質の追求とバランスをとりつつ、これからも長くよいコンディションを保てるように純正パーツの補修という意味合いでのデッドニングのやり方を大切にしています。

スピーカー交換で大切にしていることは純正のグリルをそのまま使用することです。やはりこういうお車は特に当時の姿のままの純正のインテリア感を崩したくありません。純正の状態で良いコンディションをキープすることに価値があると思っているからです。その為スピーカーは限られますが、JBL が廃盤になってしまった為、今回からは audison を使用させていただきます。

壊れてしまっていた純正グリルのフレームの部分を切り取り、ツルツルになるまで研磨をして audison のスピーカーと合体させます。そうすることで純正のスピーカーグリルが使用する事が可能になり施工後も見た目は純正と変わらない仕上がりにすることができます。

リアスピーカーは不思議な補修?リペアがされており、取り付け方も間違えた状態になってしまっていました。

リアは在庫限り対応可能な JBL に交換させていただきました。

リアも加工して純正のグリルが装着できるように施工いたします。

グリルを取り付けて施工完了です。

今まではまともな音で聴けずに音量も上げられなかった状態でしたが、しっかり音量を上げてご機嫌な車でご機嫌な音楽を楽しんでいただける状態になりました。どうぞ楽しんでください!!ありがとうございました。

本日の一曲

Marlena shaw / you me and ethel

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