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音も走りも良くなる ハイカレントアース施工

2019年11月9日, Author: ApplauseAudio

車の構造の根幹の1つを担う電気

車の場合はどんなことをしても

バッテリーのプラス端子から、

各電装品やボディを通過して必ずバッテリー

のマイナス端子に還ってきます。

いわゆる電源ですから、

非~~~~~~~~常に大切な部分です。

オーディオは特にメイン電源次第で同じ

スピーカーやアンプを使っていてもハッキリ

と差が表れます。これはどんな価格帯の機器

でも同じです。

電源は全ての源ですから。

プラスもマイナスもどちら側もとても重要

ケーブルの材料によって音質も変化します

今回はエンジンルームの作業が多かったです

電源の源泉である発電機、オルタネーターや

バッテリーのマイナス側のケーブル、

ボンネットのアーシングなどを施工させて

いただきました。使用する線材はこちら

オーディオ用ケーブルで銀線と言えば

アコースティックハーモニーです

そのアコースティックハーモニーを

極低温冷却処理をして誕生した

” ice wire “

アイスワイヤーと言います

こちらを使用していきます。

まずはバッテリーのマイナス端子から

ボディに繋がっている部分に繋ぎます

純正の質の悪く劣化したケーブルと交換

したかったのですが、充電制御ユニットの

センサーなどにより特殊な形状になって

しまっていることが最近は多いので、

ハイカレントアーシングケーブルを

付け足すという方法をとりました。

冒頭にも書いた通り、電装品のマイナスは

かならずそんな経路を通ろうともこの

バッテリーのマイナス端子に還ってきます

しかし、多くの場合バッテリーのマイナス

端子と繋がっているボディの部分は電装率の

悪いポイントで塗装された上からボルトや

ナットで固定されています。

VWグループの車両はそのポイントだけ溶接で

繋げられた最悪なアースポイントになってます

ですので、取付けの際はしっかりヤスリ等で

ます塗装を剥がし、テスターでバッテリーの

マイナス端子との抵抗値を確認ししっかり脱脂

クリーニングを行った上で接続していきます

2つめのアーシングはオルタネーターです

兎にも角にも、このオルタネーターが

エンジンによって回されて発電した電気で

車の電装品は動いています。なのでここは

電気の源泉なのです、しかし、環境は酷い

です。非常にノイジーで汚れた電気になって

しまっています。

オルタネーターはベルトでまわされますから

構造上エンジンのブロックやヘッドなどにも

導通しております。そこからボディにアース

を接続しているのですが、その部分のアース

も純正の状態ではただ導通させてとりあえず

電気が流れる経路を作っただけのお粗末な

状態です。ここもバッテリーのマイナス端子

同様にハイカレントアーシングケーブルを

付けたしました。

3つめは、ボンネットのハイカレント

アーシングです。ボンネットも金属でできた

ヒンジ部分でエンジンルーム内と導通してい

ますので、当然帯電しています。

帯電しているのは静電気です。

静電気というのは機械が動く上で対抗になり

ます。ということは帯電している静電気を

減らすということは抵抗を減らすことと同じ

になり結果、より抵抗なく動ける環境になる

ということです。

まず上記3つを施工したまま、以前と同じ

状態でエンジン始動しオーディオの音を聴き

ました。まず感じたのが

エンジンの振動や特に音が静かになりました

結果は素晴らしく良く変化しました

音の重心が下がり、今まで濁っていた低めの

周波数の音もしっかりくっきり出るようになり

ました。これはアースがしっかりしたことの効果

でもありますがエンジン音が静かになった影響も

大きいと思います。あきらかに今まで出せていな

かったクォリティの音にワンランクアップしてい

ます。

これ見よがしにヒューズもすべて

ice fuse へ交換させていただきました

HELIX プロセッサーもオプションの

USB エクステンションカードに交換し、

M & M Design の USB ケーブルを HELIX

プロセッサーにダイレクトイン接続させま

した。このUSBケーブルがまた非常に良い

音です。

サウンドセッティングを行い作業

完了となります。今回の作業は、

・アースケーブルの付け足し

・USBケーブル交換

・ヒューズ交換

大きくまとめると上記の3点の作業です

スピーカーやアンプなどの機器は一切変更

していませんが、音質はまるで変わりました。

音の重心が以前よりドッシリとし音の安定感

が向上しました。今までモヤモヤしていた

帯域の音もハッキリして、情報量やクリア感

スピード感まで変化いたしました。

今回の施業を終えて改めて電源環境の大切さ

を学びました、どんな機器でも電源がしっか

りしていなければベストなパフォーマンスは

発揮できないということ。それは、入門機に

おいても電源環境をしっかり整えてあげさえ

すれば安価なアンプやスピーカーでも価格

以上のパフォーマンスを発揮できるという事

だと思います。

既に作業させていただいた方も、そうでない

方も、試しにice fuse や ice wire お試しください

変化を体感していただけるはずです

本日の一曲

東京事変 / キラーチューン

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