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W176 A45amg アンプ取付 デッドニングなどなど

2020年8月6日, Author: ApplauseAudio

 

前回 morel スピーカーと HELIX アンプ内蔵型DSP の取付をさせていただきました、W176 A45 amg

今回は早くもプロセッサーをアンプ別体型の HELIX DSP PRO mk2 にグレードアップさせていただき、こだわりのアンプは ARCAUDIO 4100se trad 10th anniversary model をお選びいただきました!デッドニング作業なども行わせていただき、しっかりとそしてハッキリとサウンドが向上いたしました。

まずはアンプです。メッキプレートは特別なモデルを意味する ARCAUDIO 4100se trad 10th anniversary model になります。台数限定のリミテッドエディションです。特徴はなんといっても艶感と音の厚みです。ダンピングファクターが高いアンプになりますので引き締まった低域のドライブ感にも定評があります。

プロセッサーは暫定的な取り付けになりますが、HELIX DSP PRO mk2 になります。

今回ドアのデッドニングにも力を入れています。

M&M Design の新発売のスポンジタイプのチューニング材をデッドニング材に重ねて貼っています。これの良いところはスポンジの形状が不均等になっているので、吸音、拡散、反射を一定の周波数だけでなく多くの周波数帯に影響を及ぼせる点になります。

こちらも新発売の鉛のサウンドコントロール ウェイトという物です。丸型のタイプと棒状のタイプの2種類を使い分けます。

W176 a45 はインナーパネルが樹脂製なのでデッドニングの効果がわかりやすくていいです!デッドニングすることによって不要な共振が少なくなります。共振音は音を濁らせる原因になりますので取り除くことでクリアな音になります。スピーカー固定面の強度も上がりますのでスピーカー自体の動きの質も上がります。スピーカーによって振動させられた空気(音) が車内方向ではなくドア内張りの間に入ってしまうと音を濁らせる原因になってしまいますので、ウェーブ状のスポンジで内張との隙間を無くし、クリアで濁りのない音が車内方向へ進むイメージです

内張りにも鉛のウェイトを貼ってからデッドニングを重ね貼りします。

内張りの共振も音を濁らせる原因になります。ですがデッドニングのしすぎでドアが重くなればヒンジや車両全体に悪い影響を及ぼすこともあります。バランスよく最低限の質量での施工を心がけています。大きくスペースが空いてしまう部分には吸音材の綿を詰めて回り込んだ音が悪さをしないようにします。

ツィーター部分も余計な音の回り込みをキャンセルさせたいので、吸音材を詰めます

ドアはこれにて完了です。今回アンプもプロセッサーも変えていただきましたので、もちろんそもそもの音のレベルが上がるのですが、どんなに良い機材を使用しても最終的にはドアの環境で音の良し悪しが決まりますので手が抜けない部分です。

オーナーさんにも大変喜んでいただけました。今回もありがとうございました!!

次回は今お使いの機器が更に力を発揮できるように電源関連の強化がオススメでございます。

本日の一曲

Tom Petty / Free Fallin’

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