酷いです。
辛いです。
W205 Cクラスの純正オーディオは
コストカットによって、輪をかけて質が
落ちてしまいました。
しかし、そのおかげでお仕事を頂戴できます。
ドアに17cmくらいのスピーカーが取付可能なお車と比較して
スピーカーの選択肢がほとんどない W205 ですが、
今回、morel の新作
402 slim
が取付できるかどうかチャレンジさせていただき、
要加工ではありますが取付ができ、
劇的な音質の改善ができました。
左 W205 Cクラス 純正スピーカー
右 morel 402 slim
もともと、純正の状態ではツィーターが無いです。
このサイドミラー裏に、morel のツィーターを取り付けます。
左 W205 Cクラス純正スピーカー
右 morel 402 slim
です。
見た目からも、てんで音が違うことを簡単に想像できます。
スピーカー交換だけではなく、
HELIX プロセッサー + ETON アンプも
取付させていただきますので、
当然スピーカーケーブルも新しい物で
引き直させていただきます。
プロセッサーとアンプはトランクに設置いたしますので、
スピーカーケーブルや電源ケーブルが
最適なルートを通り固定できるよう
バラバラに外していきます。
お荷物を載せるスペースを少々犠牲にしてしまいますが
この中に設置いたします。
プロセッサーは
HELIX の新作 DSP 2
アンプは
ETON SR60.4
もう1つのアンプはcarrozzeria GM-D1400Ⅱ
2万円を切る価格のアンプなのですが、
今回の施工のキモとなります。
ボードを制作し、生地で仕上げて固定いたします。
スピーカーケーブルも引き直し、
アンプとスピーカーがダイレクトに繋がります。
助手席側 足元にある純正ウーファー
形状が異形すぎるので
同じ形状を木材のみで制作することは
非常に難しい為、
ドアスピーカーはmorel に交換いたしますが、
この純正ウーファーはそのまま使います。
スピーカーケーブルのみ交換いたしました。
このウーファーを駆動させるアンプが
こちら、
carrozzeria の激安アンプ
GM-D1400Ⅱ
定価 16,000 税抜の4chアンプです。
もっさりした純正ウーファーを
HELIX プロセッサーでコントロールし
このアンプで駆動することで、
反応を良くし、できる限りシャープな低域で
morel スピーカーの音と繋がるようにします。
morel 402 slim は ETON SR60.4 で駆動いたします。
5万円を切る定価のアンプの中で、
数少ないAB級回路を持つ、
個人的に大好きなアンプです。
プロセッサーは
HELIX の新作
DSP 2
でございます。
先代のモデルより非常に良くなっておりました。
非常に大変でした、
morel 402 slim の取付も
なんとかできました。
加工も多く、バッフルも工夫が必要でしたし
ポン付けでは取付できませんでした。
スピーカーも交換しましたし、
ツィーターも付きましたが
見た目は施工前と変わりません。
作業が完了し、調整をして完成です。
とにかく、助手席 足元の純正ウーファーを
どれだけうまく鳴らせるかがキモでした。
奥まった部分に設置されているので、
morel のスピーカーに食いつかせて
ダッシュボード上で鳴らすのが難しかったです。
純正ウーファーの音だけ、
どうしても左側に寄ってしまっておりましたが
最終的にはなんとか、
ダッシュボード上でしっかり鳴ってくれるように
することができました。
Mercedes Benz W205 Cクラス
ドアスピーカーは交換し、
助手席 足元の純正ウーファーを利用した
システムは結構アリだと思います。
オーナー様にも
こんなに良くなるとは思ってなかった
と喜んでいただくことができました!
最近、お問い合わせと施工させていただくことが
多い W205 Cクラス
お任せください!!